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システミックリスク
システミックリスクとは、取引完了後、何らかの事情で決済が通常通り行われないことが、次々と波及し、決済システム全体が機能麻痺すること
システミックリスクとは、市場の一部において発生した破綻などの異常事態により発生した決裁不能が、市場全体に波及するリスクのことをいいます。
時点ネット決済において、一部の金融機関が決裁不履行になると、連鎖的に決裁不履行が発生しかねないリスクのことをシステミックリスクと呼ぶが、現在では、時点ネット決済のリスクに限定せず、広い意味で使われることが多くなっています。
<例として・・・>
金融システムにおいては、個々の金融機関等が、各種取引や決済ネットワークにおける資金決済を通じて相互に網の目のように結ばれています。
そのため、一箇所で起きた支払不能等の影響は、決済システムや市場を通じて、またたく間にドミノ倒しのように波及していく危険性があるのです。
【A例】
A社が資金を調達できなくなり、B社との取引の決済代金10億円を支払えなくなる
(取引決済がA社とB社で不履行)。
↓ ↓ ↓ ↓ ↓
【B例】
B社はA社から支払われる予定の10億円を新たにC社への支払に充てる予定であったが、取引決済【A例】が未履行となったため、C社への支払が行えなくなる
(取引決済がB社とC社で不履行)。
↓ ↓ ↓ ↓ ↓
【C例】
これが他の金融機関も巻き込んで、延々と続いていく
(=システミック・リスクの顕現化)。
システミックリスクとは、取引完了後、何らかの事情で決済が通常通り行われないことが、次々と波及し、決済システム全体が機能麻痺すること
システミックリスクとは、市場の一部において発生した破綻などの異常事態により発生した決裁不能が、市場全体に波及するリスクのことをいいます。
時点ネット決済において、一部の金融機関が決裁不履行になると、連鎖的に決裁不履行が発生しかねないリスクのことをシステミックリスクと呼ぶが、現在では、時点ネット決済のリスクに限定せず、広い意味で使われることが多くなっています。
<例として・・・>
金融システムにおいては、個々の金融機関等が、各種取引や決済ネットワークにおける資金決済を通じて相互に網の目のように結ばれています。
そのため、一箇所で起きた支払不能等の影響は、決済システムや市場を通じて、またたく間にドミノ倒しのように波及していく危険性があるのです。
【A例】
A社が資金を調達できなくなり、B社との取引の決済代金10億円を支払えなくなる
(取引決済がA社とB社で不履行)。
↓ ↓ ↓ ↓ ↓
【B例】
B社はA社から支払われる予定の10億円を新たにC社への支払に充てる予定であったが、取引決済【A例】が未履行となったため、C社への支払が行えなくなる
(取引決済がB社とC社で不履行)。
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【C例】
これが他の金融機関も巻き込んで、延々と続いていく
(=システミック・リスクの顕現化)。
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