投資ファンド

投資ファンドとは、機関投資家や富裕層から資金を預かり、その資金を株式などに投資する基金。


投資ファンドとは、一般に経営に関与することを目的として株式を取得し、株式取得後に経営に関与して株式の価値を向上させ、後にIPOや他社への転売を通じて投資利益を得るファンドのこと。


米国では一般にこのようなファンドを総称してベンチャーキャピタル（広義）と呼びます。

投資ファンドは、匿名組合契約や民法上の任意組合、SPCなどを通じて外部の第三者から資金を調達し、その資金を用いて投資活動を行い、投資から得られた利益を投資家に配分します。

具体的には私募投信や金銭信託など、また別の中間会社（ビークル）に投資する信託受益権の形態をとっているものも多く、たとえば最近マスコミを賑わせている「村上ファンド」は投資顧問契約に基づいて運用指図される特定金銭信託。

その投資行動は投資家との個別契約に拘束されるが、通常ファンドの出資者およびファンドのメンバーの利益のみを追求することになる。


＜注意＞

日本では投資信託及び投資法人に関する法律によって証券投資信託以外に有価証券に投資する信託契約の締結は禁止されている。